キノコ、CodeCampの講師を始める

最近プログラミング教育界はものすごい賑わいを見せていて、大人向け、子供向け、オンライン、オフライン、手を替え品を替えての顧客争奪戦が相次いでいる。

かくいう私も、一年ほど前に、自宅でプログラミング教室など始めてみたわけだ。

家の前に看板を出したり、サイトを作ってみたり、それなりには宣伝もやっているのだけど、今のところ体験レッスンや夏休みの格安講座以外は誰も来ず。もはや開店休業状態である。

さてどうしたものか。販促活動をするにも原資がなく、まずは原資を稼ぐか…、今の仕事(教室を除けば2つ)をもっと頑張るか…、などと思っていたら、友人からCodeCamp講師を勧められた。

 

CodeCampはオンラインプログラミングレッスンの先駆けらしい。「現役エンジニアが教える」をウリにしているため、フリーランスや副業の人が働きやすいようなシステムが満載されている。

実は、CodeCampは以前にも自身で目をつけていて、しかし当時は「うまく教えられないかも知れない」「自分の技術力が講師レベルなわけなかろう」などと色んなネガティブリーズンが湧き上がってきて、まあ結局エントリしなかった。自己評価が低い人間というのはめんどくさい。

しかし、今回は私のことをよく知る友達に勧められたのもあって、「とりあえずエントリくらいは…」と、エントリを送った。Google formでアンケートにポチポチ答えるだけの簡単エントリである。

しばらくして、面接と模擬授業の日程の打診が来た。

仮の講師アカウントが与えられ、オンラインの教科書や、講師の心構えなどが見れる。

そこから数日は、模擬授業の準備をして過ごし、面接と模擬授業の日を迎えた。

CodeCampの良いところは、「すべてがオンラインで完結する」ところ。

面接と模擬授業も、オンラインでの実施である。

そうそう、ちょっとでもいい印象を与えるために、USBカメラを買い、背景用(部屋のごちゃごちゃが映らないように)の布を買った。

模擬授業は手応えが良かった。これで落とされることはなかろうと、少し安心して、合否を待ち、しばらくして合格通知と、(講師としての)研修、契約締結の日程が送られてきた。

研修もオンラインである。契約書も、オンラインの契約締結サービスがあって、それを利用している。本当に全てがオンラインなのだな、と思って感心した。

 

そんなわけで、5月の終わりあたりから、晴れて講師として働き始めたのだが、正直とても働きやすい。自宅でパソコンの前に座って気持ちよく40分喋り、ちょっとしたレポートを書く。家事の合間や、今までダラダラとツイッターをしていた時間などを空き時間として登録しておくと、生徒さんが予約を入れてくれる。ほんの少しの隙間時間に、効率よく仕事ができるのは本当に素晴らしい。

 

さて、デビューから2週間が経ち、そろそろ他の仕事のほうもやらないといけないので、来週からは少しペースを落とすことにした。(入れたら入れただけ儲かるので、つい調子に乗ってたくさん入れがちだった)

あと、HTML/CSSもレッスン可能に登録していたが、こちらは数レッスンやって不適合だと思ったので、早々に外してもらった。しばらくはJava一本で行く予定。

 

まあそんなこんなで、しばらくはお財布があったかいので、我慢していた消費活動なども積極的にやっちゃおうかなと思っている。